日の丸弁当から遠くはなれ(たく)て

相方の職場の勤務形態はシフト製。だいたい日勤、日勤、早出(か、遅出)夜勤の入り、明け、休み、休み(か、日勤)って感じの1週間。夜勤の入りの日は夜のお弁当を作る。明けの日は基本作らない。休みも作らない。と、 なると、作って作って休んで休んで作って休んで みたいな感じになって、非常に 非常に なんか計画が立たないんですよ お弁当のおかずの!作り置きおかずもいまいち活用されず、なんかこう・・すっきりしない。ので、休みの日も「お弁当」を作っておくことにした。どうせお昼ご飯や朝ごはん的なものは作っておいてたので。形式がお弁当になっただけなんだけど、やっぱりこういうのって毎日のリズムが大切なのかとっても調子いい。冷蔵庫的にも食材的にもつまりは精神的にも。ただ ただですよ・・。
相方の職場は、女性が非常に多い職場でとにかく弁当の中身をみられているらしいのです。 なんだかんだ感想をいってくる人はもちろん、何もいわない人でもしっかり中身は見ていて後日ボソッと会話に出してくるらしいのです。あなおそろしや。(統計上黒パンのサンドウイッチはものすごく豪華に見えるらしい)そして、日勤の勤務のときが一番休憩室に人が多く、弁当も多くの人の目に触れるらしいのです。
となるとですよ・・。
日勤のときに内容を豪華にしなければ・・という意識が働いてしまうのは当然・・ですよね・・そうですよね??まあたかがしれてるのですがね。うちでいう豪華なんて。なので、この食材・・例えばあんまり日頃使わない牛肉など・・そろそろお弁当で使ってしまわないとなーと思って明日のお弁当に入れようとする・・。しかし 明日はお休みの日のお弁当なので、あまり人目には触れない・・と気づくと明後日もしくは明後日も休みなら明々後日のお弁当にいれるべきかっっという葛藤がはじまるわけですよ・・。
いかんなー いかんよ。
でも、この葛藤には理由があって、まだ結婚してなかった頃、相方はお金がなさ過ぎて節約のために日の丸弁当とか持っていっていた時代があり、そのことをかなりからかわれたり、後日いつまでも話題にされたり、「お金がないから結婚できないんだね」と言われたり そんなことがあったらしいのです。 なので なんだか やっきになって 今、自分もリベンジしている気分になってるんだな。これが。
相方はそういう時代を乗り越えて今、愛情のこもった美味しいお弁当を毎日持ってこれるようになった。あなたはその間なにをしていたの? 相方を笑って安心していたかもしれないけど、今、あなた自身はどうなの?そんな あんまり感心しないような思いがふつふつわいてきてしまうのです。
いかんことです! もちろん第一にあるのは相方に美味しく食べてほしいという気持ちなのだけれど。(特に肉が少ない食卓なので、弁当にはわりとふんだんに入れてあげたい)
修行が足りないのだきっと!滝にでも打たれてくるか!!