矛盾の昼下がり

自分は欠点も色々とあるけれど、なにかあれば反省するし、よりよい人間になろうと基本的にいつも思っていて、清く正しく人に迷惑をかけず生きていたいと思っている。が 基本的な性格というか 自分は基本的に結構嫌な困ったやつで、これはひょっとして一生変わらないんじゃないか・・となんとなく今日思った。 
というのも6月から新しくきている上司が今とっても個人的に嫌いで、会社に行くのが嫌で嫌でしょうがないのだけど、その人から嫌な対応をされるたびに自分も結構嫌な対応で返しており、「あーああいえば角もたたんやったろうに」と反省しても、やっぱりまた嫌な対応をされれば嫌な対応で返してしまい(会議の資料の文句はその資料の大本を作った人に言うべきだと思うのだが、それを取りまとめる私にお言いになる。しかも毎月やっていることを、「ここはなんでこがん作りになっとると一体どうすればいいと」とお言いになる。それは・・と調べて返答すればいいのだろうが「何で俺に言う?」という気持ちが先行して「先月は一体どうなさったんですか?」とだけ言い放つというような対応をしてしまう・・。)
これって結構嫌な上司でなくても嫌なことを言われると自分がしてしまう対応であり 自分のよくないとこだなあと思うのだけど、なんか・・毎回反省しているのにこの35年間(!)あんまり改善できてないよなとふと気づき・・。思えば、おとんとおかんの悪いところにそっくりでもあり。そこで意に介せず、にっこり笑って調べて対応するのが私の理想であるけれど、理想というのは時にややこしく、理想を頭に思い描いていると、あたかもいつもそうやっているように脳が錯覚しているような気がする。普段の自分は違うというのに。もちろんそれを理想としてこれからも生きていくと思うのだけど、なんとなくそういう自分内のからくりに気づいた昼下がり・・。