お弁当とふうふもの

春だからでしょうか。雑誌やなんかでお弁当特集をよくみかけます。か、買い占めたい・・。 お弁当にまつわる本も大好きです。お弁当の本で、古本で購入して何度も見返す本

わたしのお弁当劇場―俳優佐野浅夫のお弁当を作り続けて40年

わたしのお弁当劇場―俳優佐野浅夫のお弁当を作り続けて40年

俳優佐野浅夫氏の今はもうなくなられた前の奥様の手記。春夏秋冬に分けて実際に佐野氏にもたせたお弁当がいくつか紹介されてるのだけれど、変わっているのは、空のお弁当箱の絵が描かれていて、そこに文字で「スモークトサーモン」とか「南瓜の甘煮」だとか書いてあって紹介されていること。
なかなか斬新と言うか最初見たときは変な感じだったけど、何度も読むうちになかなかこういうのもいいものだと思うようになった。月並みだけど、想像が膨らみます。だから何度も読みかえすのかも。
あと、私の「夫婦物が好き」という趣向にもはまるし、この「夫婦物」のなかでも特に「主人が名のある人の妻の手記」というのがとりわけ好きなので、そこにもがっちりはまる。さらには、二人の年代が「戦中派」だとまた一段と好きなので、そこもばっちり。
ど、どんな趣味やねん。(二人の年代が70年代でも又素敵です。)