日常への飢え

帰ってきて、旅行中も持っていっていたのだけれど、高山なおみさんの「フランス日記」を読む。高山さんもスイセイさんと、もやっと喧嘩しつつも旅行されてたなあと思って持っていっていたのだ。(おそらく自分達も道中、また喧嘩するだろうと思ってたので・・・)
最中は読む時間がなかったので、今しみじみ読みふける。
スイセイさんと高山さんは私の理想。 理想 なんて軽々しく本人たちは言われたくないだろうけどそれでも。 「恋人」からそのまま「夫婦」になっていった人たちだなあと思う。時々もとから「夫婦」として「夫婦」になった人達がいるなあと思うんだけど まあ 余計なお世話ですけど (というか夫婦の形としてはそれが理想的というかぶっちゃけて楽だとは思う) でも それでも高山さんたちのような夫婦が私は理想。
「フランス日記」はやっぱり素敵だった。 旅の道中のエッセイも好きだ。料理の話が多ければなおさら。高山さんの「日々ごはん」も発売当初からずっと買っているが最近気分が離れていたけれど、また読みたい気持ちにむくむくなってきた。 思えば銀色夏生さんの「つれづれノート」を皮切りに私は「日記エッセイ」好きでもある。 なんなんだろう 人の食卓見るの好きに加えてこの趣向。 「日常」というものにも飢えているのだろうか?