山と郷愁


快晴 すごくいい天気。
由布院を散策することに
本当は宿から近そうだったからワイナリーに行きたかったけど道がよく分からないし 時間もないのでやめた。
相方と機嫌よく過ごすには無理は禁物だと悟った。
本当に今日はいい天気。 雪をかぶった由布岳がきれいに見える。
由布岳を眺めながら川縁をほてほてと歩く。 ああいう 山って 見てると  
ものすごく郷愁をさそわれる。 日本昔話の中のなにもない山や村の柿の木が映っている情景とか。
血の奥のほうが騒ぐのが分かる。
 私はその時代に生きていたことがきっとあるのだろう。 
由布院の中心街はお土産街。 もう少しシンプルになったら素敵なのになといつも思う。 
また相方とひと悶着ありつつ。
でも、帰りの時間は相方の言うことをきいていて正解だった。 夜ご飯は相方の提案で
よくいく玄米を食べれるバイキング。 これは嬉しかった。
今回の旅行でよく分かった 相方は一言で言って「頼りない」
わかっちゃいたけど 旅行って本当ひととなりがわかる。
なんというか静かな気持ちになった。 初めての旅行でもっと なんというか 初心にかえっていちゃっとした気持ちになりたかったのだけれど、よくもわるくも反対方向に心は到着したみたい。
悪く言えば一段階さめた良く言えば落ち着いた気持ち。 コレを愛と呼んでいいのでしょうか。