「百万円と苦虫女」リベンジ

相方と。朝から「百万円と苦虫女」のリベンジ。しかし、上映時間ぎりぎりになってあせる。ついでに今日のお昼のお弁当なんかを入れた紙袋が朝からの雨でやぶれてきてしまう。またイライラしてしまって映画館に到着。ちょうどはじまっていたのでそのまま見る。
相方は普段映画を進んでみるほうではない。テレビでたまたま見たりするくらい。(好きな俳優はジャッキーチェンとビートたけし)付き合い始めのころ「最近見て好きだった映画は?」という質問に「テレビであってた「ジュラシックパーク」」と言われたときは愕然としたものだった。(なぜか付き合うまで映画の話はしなかったのだ・・不覚・・)それにじっと座っているのが苦手で結構もぞもぞ動く。それにおなかの調子がいつも悪い人なのではらはらする。(以前「風とともに去りぬ」をみにいったとき映画の途中でトイレにいってしまった・・これも愕然とした・まあ長いですけどあの映画・・)また、イライラしかけるが途中から映画にひきこまれ気にならなくなった。
ピエールの桃のシーンではやっぱりじんときた。ラストも少しは落ち着いて見れた。中島君がじっとラスト空を見上げている。また走り出して追いかけるシーンは決して描いてはいないけれど、その目にはその予兆があるように。。見えた。。いや、そう見えたいな・・と思ったっていうほうが正しいかな。でも・・もしこのままでも、女子は傷つきやすくて、でもしなやかで強い生き物だから。男子のつまらない感傷など乗り越えて生きていく生き物だから。きっと次の町で少したくましくなってまた恋をするのかもしれない。そして次の町でも。そしてこの映画はロードムービーだから 主人公は止まったら死んじゃうものね。(それが私のロードムービーの鉄則)だからこの終わり方でいいのだと納得できた。

このラストには相方も悶絶するに違いないと思っていたのに割りと冷静。あ、あれ? 悔しい。 でも、後からじわじわくるいい映画だといっていた。満足。見終わるころには私のイライラもとんでいた。大体私がイライラしだしたら、相方はしばらく離れてほっといて、収まるのを待っている。あんたが原因なんだって。。と少し悔しいが、自分のイライラしてしまう性分をわかってくれて対策もとってくれるのはありがたいと思っている。