「リアル」

リアル 8 (ヤングジャンプコミックス)

リアル 8 (ヤングジャンプコミックス)

忘れたころにやってくる。
でも、もちろん買っちゃう。 そして読み終わった後(大抵男泣きした後)日常のおろそかになっている大事なことを思い出し、やっぱり自分は自分を全うして生きていくしかないのだと、何事もそんな自分自身の日々の積み重ねでしかないのだと静かに心にきざんで、また毎日をはじめる。(で、1巻から読み直して連続の男泣き。)
でも、またそんな気持ち忘れちゃう。煩雑な日常にまぎれて小さな誓いは少しずつ崩れてしまう。でも、忘れたころにまた次の巻がでてくれる。そしてまた同じことを繰り返して毎日を生きていく。
そんな法則に気づいた今日。どうか「リアル」よ終わらないほしい。こんなアホな私のために。こんなにアホだけど、少しでもよく生きたいと思っている私のために。こんな願いを願わなくてもよくなるまで。