男と女の間には

朝から吠える。原因は相方の一言。ムスメの前で喧嘩したり大声を出すのは我慢してきたが我慢の限界。「ムスメの前で大声出すな」というので今までそう思って我慢しとったんやないかい!大声ださんとわからんのんは誰やねん!とまた吠える。(いや関西弁ではなかったですが・・)行列が出来る相談所の再現VTRのようだ・・とどこかで思う自分もおったり。あまりのことにムスメが泣きだしてしまう。いかんよなあ・・と思い風呂場に抱っこしていってムスメに誤る。と、ムスメは突如泣きやんで抱っこから降りたがりにっこり笑って自分の着ている服を指差して「おかしゃん、いぬしゃん!いぬしゃん可愛いねえ!」と言うではないか。な涙目で・・。き・・気を使っていなさるのか?ムスメさんよ! なんてこったい・・。本当にごめん・・。ものすごいな子供って・・。
両親が仲悪いのは本当に子供にとって悲しいことだものね・・。わが身を振り返ってもそう思う。二人の子なんだからその二人がお互いを認めなくなったら自分の身を切り裂かれてしまうような気がしたものなあ・・。でも、あの頃のおかんの苛立ちが分かるようにもなってきている。ああ。なんだかねえ。
この男の人の「女が怒り出さないと「これでいいのか」と思って何もしない」という習性はどうにかならないものなのか。もう遺伝子レベルの話なのか。それとも相方だけがこうなのか。女子の猛者は何もしない男子ににっこり「してほしいな」とお願いして、できないことを決してせめず出来たことだけひたすら褒めて操縦するらしいが・・・。できねえ。それができねえのです。多分おかんから脈々と受け継がれている遺伝子レベルで出来ない・・。