テリボーツー

ムスメ来月でもう2歳。早いなあああ。早すぎですわ。
2歳と言えば 「魔の2歳」うわさに聞くイヤイヤ期。どうやら突入しちまったよう・・。最近どうも着る服に対して好みが出てきたなあとは思っていた。黄色のカバーオールが好きでパジャマにしているのだけど、寝る前に水を飲むときに派手にこぼして 濡らしてしまったので着替えさせようとするとギャン泣きして手に負えないくらいだったので相方がドライヤーで乾かしてまた着せる・・という事があった。
イヤイヤ期の対応策として色んな本に書いてあるのは「いつか終ることなので上手につきあいましょう」という事。もっと具体的に教えてくれよおお頼むよおおと色々また調べると、
「自我の芽生え始めるとき。心や身体の成長に対して表現手段が追いつかず泣いて訴えるなどの方法しかとれず本人もどうしていいかわからない状態。親の都合で怒る事をなるべくやめて、その子をなるべく尊重してあげる事が大事。この時期に自分を尊重してもらった記憶はその後の子供の核になり自分に自信の持てる自立した大人になれる。」とある。
私がムスメを育てていて気をつけているのはこの「親の都合を押し付けない」ということ。都合を理想に置き換えてもいい。全く0には出来ないと思うけど、常に意識している。尊重してもらった記憶はその後の子供の核になるっていうのもすごく分かる気がする。わがままとの境界線が難しいところではあるけど・・・このあと何度もくるだろう反抗期。だけど、ないほうが心配だとも思う。成長の第一歩だ。精一杯つきあってあげよう・・。
が、毎日の日常はそう綺麗ごとでも終れないのも事実。(とほほ)今日もお風呂上りに外出用のズボンをはくと言って聞かない。それはちょっとなーと思って「こっちの服にしない?」とパジャマを出してみるが駄目。今日は相方が遅いので一人で乗り切らないと・・。とにかくその外出用のズボンがいいらしく、ギャン泣きで訴えるムスメ。もう泣きすぎてワケがわからなくなっている。根負けして「ジャージ素材だからもういいか・・」と着せることにしたが、その前にオムツをはくのも断固拒否。泣きすぎてなんでもかんでも嫌になってしまっている。こ、これだけはゆずれない と思って(これも親の都合か?と自問自答するも答えを待ってる暇はなし!)もうオムツを無理にはかせているとちょっと衝撃的な事が。
私に怒られて私に嫌なことをされているはずなのに、ムスメは泣きながら「おかあしゃん!おかあしゃん!」と私を呼んで助けを求めるのである。これは以前に銀色夏生や、よしもとばななの日記にも書いてあってほほうと思っていたことだったのだが、目の当たりにするとちょっと軽くショックだった。嫌なショックじゃないんだけど。
どんなことがあっても最後はお母さんという事か・・。
そう思って自分の親に虐待された子供たちのことを考えると、胸が痛すぎるほど痛んだ。