明日

原発に関してまた色々と騒がしくなってきたような。地元の新聞に地元の大学病院が被爆地であるが故に発達した被爆医療の技術や知識を福島と連携して提供しているという記事が載っている。
どうか、世の中はそういう事でまわって欲しい。過ちはどうしたって起こってしまう。悲しい事もついてくる。だけどせめてそこから学んで、次に何か起こったときに生かしていけたらと思う。この事故で漏れてしまった放射性物質が本当に消滅してしまうには気の遠くなる時間が要るのだろう。万単位億単位?その間に..。 今の状況をどうにかすることがもちろん大切だし、特に近辺の人達の不安は取り除かれるべきだけど せめてせめて「悲しいこともあったけどあの事故があって結果的に救われたのかもね」と、ならないものだろか。(あって良かった、とは言えない。)まだまだ遠い未来になるだろうけれど。エネルギーとしてクリーンなものと銘打って原発がどんどん増えていく前に、この事故が起こって原発って何かという事をを皆が知って、その事で世界が方向転換してせめて救われたと。
私が生きている間にはそこまでは行きつけないかもしれないけれど その結果を目指して生きていく事はできると思う。何が出来るというわけではないけれど、私は明日も生きていくのだもの。そして明日も生きていて欲しいと思う人がいるのだもの。