またも食堂

暮しの手帖 2009年 02月号 [雑誌]

暮しの手帖 2009年 02月号 [雑誌]

図書館で雨がやむ間に読んだ雑誌。暮らしの手帖新刊。これまた食堂の話が載っていてすごく素敵。 大阪にある安くて美味しい食堂の話。お店とかやるにあたって「原価率」というものがあるらしいのだけれど、(料金に対する原価の割合)普通は2〜30% だけれどもこの食堂は質のよい食材にこだわって、でも安く提供したいとほぼ50%の割合で設定し、営業を続けている。
それは税務署から疑われ敵視される要素でもあるらしいけれどそういうものとも対峙して。薄利多売なので家族みんなで食堂で働いて。「良い物、というか全うなものを適正な価格で。」全うなものを全うに。 私が願ってやまない世界がここにもあった。
お金を得るためにお金を使って。時間を作る為にお金をつかって暇が出来てまたお金を使って。あげくにそうやって買ったものはすぐごみになって。心はぎすぎすして。なんとかならないものなのかな。やっぱり自分のできることを日々やるしかないのだけれど。