気球にのって

ユニクロへ昨日迷ったジャケットを腹をくくって購入しに行く
しかしやっぱり迷う。 元々白系のアウターがほしくて迷いだしたのに昨日相方に黒を薦められて、はおったらものすごく似合ってしまったのだった。
黒のアウターはすでにもっている・・・しかしこういうテイストのものはない・・しかしもともとは白系がほしくて。。しかしこのデザインでは、どう考えても黒がにあう。。
そこではたと、メンズの売り場に行き、同じシリーズの白を探しはおってみた。似合った し もともと 白のこういったデザインがほしかったのだ。しかも、はるか昔にもこういったデザインのジャケットがほしかったことを、急に思い出した。なぜかその頃一人で隣の県の 気球をたくさんとばすイベントに行きたくて(ほんとになぜかだよな・・)
それにはそのジャケットを着ないといけないとなぜか思い込んでいたのだった(ほんっとになぜ・・(以下同文))
心に思い描いていただけのデザインだったのでジャケット探しは難航し結局見つけることは出来ず気球を見に行くこともなかった。
少し光沢のかかったオフホワイトで、ベージュのラインがあり、首のつまったデザイン。見れば見るほど同じのように思えた。結構昔なので同じに無理やり思えるのだろうか。 
自分は、探し物や願い事がかなり時間がたって叶う方ではないかと前々から思っていた。そして飽き性なのかなんなのか叶った時点ではそのときの熱望の状態では既になく宙ぶらりんな気持ちになったものだった。
ポメラニアンが欲しかったのだ。「犬のひみつ」とかそういった学研の本が大好きでその中のポメラニアンが格別好きだった。両親は動物好きではなく何度頼んでもだめだった。お風呂場のガラスに「犬を飼いたい」と指で書いたのを覚えている。 3.4年後なぜか母が気まぐれをおこして「飼ってもいい」と言ったのだが。その頃は犬への興味は薄れており「もう飼いたくない」と言って母をずいぶん失望させた覚えがある。

物ではなく人を求めたこともあった。狂ったような熱情で。 そのときもかなり後に願いは叶った形になったのだけれど、冷静にもなるにもなった頃だったので成就させる気にはならず、 ああ あの時願い事が叶っていなくて本当によかったのだと思えたものだった。
その時に 叶わなかった願い事は(努力不足を除き)自分にとって間違った願い事なのだと思った。(負け惜しみなども除く・・・)
その思いはいまでも自分を形どる大切な要素になっている気がする。
しかし 今回のジャケットは探していたことも忘れていた頃だったのですごく嬉しかった。
間違いではなく、時を待っていた願い事だったということだろうか。
ジャケットひとつで大げさですけどね。 えへ。

でもそのこととは別に、私には
今もどうしてもどこかで求めてしまう人がいる
この願い事は絶対に叶わない
どう考えても間違った願い事だ と 自分でも分かりに分かっているのに。

悟ったような気がしても全然だめですね。
まだ まだ 修行中

ちなみに 求めたジャケットは サイズがなくて 取り寄せ中
手に入れるのはもう少し先になりそう。
本当にかなえるべき願い事だったかどうかは
もう少しして分かることになるようです。