「昔はお金に困ったけんて子供ば売ったりしよったとやろ。くちべらしっていうてからさ。本ば売るとってそいと同じことばい?そがんごとするわけなかやっか。」

4月は新入社員の季節 
わりと全国的に大きな会社が同じバスの路線なのだけど、都会から配属されたか研修に来たかで標準語のスーツの若者とよく同じバスになる。 その人たちの会話が面白くてつい聞き入ってしまった。
ものすごく本をよく読むのであろう若者と聞き役の若者。本を三千冊所蔵している という若者に対して「読まなくなった本は売ったりしないの?」という聞き役の若者。それに対して「え 昔はサお金に困ったからって子供を売ったりしてた訳でしょ。口べらしっつってさあ。本を売るってそれと同じことなんだよ?そんなことするわけないじゃん」と、答えに対して、何か一言(聞いてないよ?ってことを)付け加えたい感じ。 その他名言集。
「今の50代くらいの人達の演説には「それ、孔子ですか?」っていっときゃいいから」「外国の人には「それ、シェイクスピアですか?」っていっときゃいいから」「歌舞伎とか落語だって昔はなんて低俗なって思われてたわけでしょ?今のサブカルに必要なのは時間だけだから。」  か〜っこいいですねえー。
しかし困ったことに私、標準語の男の人はみんなオカマにしか思えないんです。