青春のハチミツとクローバー

先日からの心揺れる気持ちから、ついつい読み返してしまった。全10巻。CUTIECOMICの頃から読んでたのが自慢でした・・(「ゆかとまーくん」も好きだったのになあ。)
大切に心にしまっている思いや記憶、自分でも忘れていたような大切な感情。そんなものを様々なシーンや言葉につむいでできた漫画だと思う。好きな場面をあげればきりがないけれどなぜか私が、山田さんの「真山 好き。」とか野宮さんの「君が好きだからだよ」とか真山の「好きな人に何かあった時に休ませてやれるくらいには持っていたい」とかを押さえて、読むたび好きで一番笑ってでも泣いてしまうのは「竹本くんの青春の塔に泣いて盛り上がるじーさん教授達」のシーン。な 何故なのだろう・・。(パン屋ではぐちゃんと森田が「ほわたたたた」とやりあうシーンも捨てがたい・・)ちなみに一番好きなキャラは山崎。大好き☆
大人でも片思いとか悪い人が出てこないとか現実的じゃないように見えるけれど、実は皆現実的な選択をしたり、裏付ける仕事に関する描写がリアルだったり、裏テーマは「仕事」というか「食べていくこと」みたいな、あなどれないとこがある漫画だと思う。