かーちゃんとりのこされる

3連休の始まり。けれども休日出勤の鬼母。平日は通常業務で手一杯で残業も出来ないし引継ぎの書類が全然作れないのでどうしてもこうなってしまう。さばけないのが悪いのだけども。そゆことも理解して相方にもっと色々手伝って欲しいけど・・風呂掃除、洗濯、皿洗いをやってもらってると言えば だれもが「十分じゃん!」というだろうな。そうだけど・・風呂掃除、洗濯、皿洗いそれだけなんである。おかわりになるだろうかこのニュアンス。分担を決めてそれだけをやっていればいいと思っているとしか思えない。床がどんなに食べ物で汚れようが、台所の机の上がものも乗せられないぐらいにちらかろうがそこはスルー。むしろ夜食用の惣菜のプラスチックトレーを放置しっぱなし。ビニール袋も床に放置。
ああ。ただのグチになってきた。それでも上記3点をやってこれだけやってる男はいないとかいってるからなあちょっと文句言ったらその言葉が出るし。まあそうなんだろうけど・・なにこのモヤモヤ。男は外に女は内に、が基本正しいと思う九州の女なのであまりやかましくも言いたくないしものすごく家事をうまくやって欲しいわけじゃない。というかだからこそ女のやるべき仕事を思い切りやりたいのだけどままならず、本来外にいる相方のほうが時間があるのだから内のことをやってほしいというこの矛盾。つーか相手(強調したくないけど妊婦ですし)のことを気遣って生活してればおのずと行動は決まってくるんじゃ??とか頭が煮えてくる。
考えてもしょうがないか!贅沢な部分もたくさんあるし・・。というわけで今日はムスメさんは実家へ。最近機嫌がものすごく悪いので心配だけど、わりとニコニコして出かけていった。そうまでしてでかけたけど仕事はあまり進まずがっかり・・。集中できなかった。もう早めに切り上げてプレゼントなど買いに久し振りに町に出る。うおー・・なんか久し振りすぎて全てがキラキラしてるぜ。。クリスマスの街並みよ。。一体いつぶりだ?のタワーレコードで相方のプレゼントを買う。で、しばし店内を散策。ほうほう・・ていうか全然わかんない・・。レジでおねーさんに「カードはお持ちですか?おつくりしますか?」と聞かれ「いいえ・・」と答えたときになんともいえない空しさが。買ったのは和義兄さんの「やさしくなりたい」だしなあ。別に音楽になんて興味なく、ミタさん効果でちょっと買ってみようかしらーというおばさんにしか見えないかなあ。
今年はドラマなんかも素敵なのがたくさんあったみたいだけど全然みれてないし震災の影響かなんか日本が一つになる・・的なものが多かったみたいだけどなにひとつわからないなあ。そう思ってものすごーく取り残された気分になり帰宅。ムスメさんはすごくご機嫌だった。全然泣かず「いつもこうならいつでも預かれる」とおかんがいってたほど。
よかった・・。じぶんのいないところでムスメが泣いていると思っただけで本当に胸がはりさけるほど痛くなる。
こんな感じはムスメが生まれるまで知らなかった。これからもこれにかわる痛みはないだろうと思う。

夢であえたら

他拠点からの電話をとると土曜日に食事をした若い同僚で、彼氏の話をまたひとしきり。おうちに挨拶しにきたとかそういう話。微笑ましいねえと思ってたらその夜またしても夢にあの人が!!
ぎゃふん。
夢の内容が同僚の話と微妙にかぶってたのであてられて見てるんだろうけど、でも!!俺はもう子供の寝顔に涙する立派なかーちゃんだぜ?!なんなんだよ〜はうう〜。
多分「恋」というと未だに私の小さな脳みそはあの人を認識してしまうのだろう。げに恐ろしきは思春期のトラウマ?なり。もはや大事にしすぎてかびてしまったビデオテープのようだよ。
クリスマスの街の雰囲気とか寒くなりだした人肌恋しい感じも手伝ってまたもんもんとしてしまう。そんな帰り道、駅前の公開ラジオからこの曲が。

懐かしい!!そうかクリスマスだからか。この曲のイントロのギターの絡み合うところとリズム隊と合わさるところが好きで好きで高校生の頃一人身悶えして聞いてた事思いだした。そしてこのての話は全くあの人とできなかった事も思いだした。素晴らしい音楽も教えてもらったけど・・そうだった。そして相方とはこのての話ができるんだった。だから相方と一緒にいる事を選んだんだったとも思いだしてちょっともんもん消える。こうやってロックンロールやいろんなものに人生を助けてもらってるなあと日々思う。あの人はきっと、よくわからないと笑うだろう。

ひきこもごも

12月は福岡へ日帰り出張1回。一泊出張1回。熊本日帰り出張1回。という鬼のようなスケジュール。7ヶ月の妊婦なんですけども・・。
1泊出張に行くのは悩んだけれど、あめちゃんが生まれたらどうせ離れる夜もあるからムスメをならしとこうと相方と二人で頑張ってもらった。何日か前から夜いないことをやんわり言い聞かせていたので号泣はなかった模様。ちょっと拍子抜け。でも一時間毎にぐずって起きていたらしいし、朝も4時半に起きてしまったらしい。「おかあしゃん、おしごと」と言い聞かせるように何度も言っていたとの事。うう。
この一泊出張。・・・ムスメには悪いがものすごーーーく楽しかった。何をしたわけでもないけど、ホテルに広いベッドで一人で泊まり、風呂も一人でゆっくり入り、渡辺満里奈の妊娠本をハーゲンダッツ食べながらゆっくりゆっくり読んだ。一人で、と書いたけど実はおなかのあめちゃんと二人なわけで、普段まったくかまえていないので久し振りにというか本当にはじめてぐらい落ち着いておなかに語りかけることも出来た。ただそれだけ、でもすごくリフレッシュした。くせになるかも。。と思っていたがその後のムスメの赤ちゃん返りがひどくなってしまった・・。何事も「おかあしゃんがいい。おかあしゃんがいい。」で何も出来ない。はうう。保育園でもちょっとあれてるらしいし、行きたがらない。「おっぱいのむ!」が口癖。のまないけどひねりあげるようにさわりまくる(痛い・・)夜中に一度は必ず起きて「おっぱいのむ!」といっておっぱいさわって眠るところもほとんど新生児時代と同じ。こないだは夜中に起きて「だっこ!だっこ!」と言って聞かなくなり、ムスメは5.6ヶ月の頃だっこしながらでないと眠れない時期があり、ムスメを抱いたまま倒れこんで寝ていた時期があったのだけどもうまさにそのときの状態で寝たこともあった。
やっぱりなんかわかってんだろうなあ。おそるべしだよ子供よ。
そんな中、仕事の引継ぎが諸事情の兼ね合いでうまくいかないのとか相方の何気ない一言とか帰宅が遅くてご飯作れず、野菜が使いきれないとか外食ヤダとか色々あってとっても情緒不安定。はーあ。
そんな中、今日は久し振りに夜会社の同僚友達と会っていろいろな話をしてちょっと楽しかった。若い独身の子が二人いて、二人の出来たばかりの彼氏の話なども楽しく聞く。新鮮でよかった。
・・・と、思ったら夢にまた昔のあの人がでてきてしまい、がっつり落ち込む。「まだでるか?」と自分につっこみ。

カツにリベンジを誓う日

朝/ チーズトースト、人参とツナのサラダ 昼/ カレーそうめん、ヒジキ入り稲荷寿司、ロースカツ(2切れずつ)夜/豚シャブ鍋(豚バラ、ロース ホウレン草、もやし、大根)ポン酢で
なんか食いしん坊の本領発揮で昼ごはんはりきりすぎた・・。ロースカツは近所の美味しいお弁当屋さんのお惣菜。相方が朝の買い物中にそのデパートに入っているカツ屋さんの話をしたもんだから無性に食べたくなってつい購入。(その話をした責任としてお金は相方と折半。相方いわく「なんでやねん」)
ああ。。でもそのお弁当屋さん自慢のカツだっていうから買ったけど・・私の望んでいたカツではなかった・・。やはりカツはカツ専門店か・・。近いうちに体重と相談してリベンジすることでしょう。ムスメさんは稲荷寿司の油揚げだけ上手にむいて食べていた。くうう。

海とバスの思い出

鰯のつみれ団子鍋(白菜、春菊、葱)
休み明けだけど、今日頑張ればまたお休みという幸せな金曜日。だけど夕方にはやっぱりすっごく疲れてくる。通勤のバスの中は貴重な読書時間だけど、本から目を離してボーっとしておく。(妊婦には本当はこういうのが大切らしい)昨日の夕凪の海を思い出してふううっと深呼吸すると大分疲れが取れる気がした。
海とバス・・という組み合わせでなんとなく思い出したことがあった。
小学校3年生くらいのとき子供だけで夏休みに海に行ったことがある。わりと近場ではあったけどバスに乗って子供だけで海に行く・・なんて一大イベントだった。バスの前の方の席でわいわい騒ぎながらかなりうるさい子供たちだったと思うけどバスの運転手さんが、マイク入りっぱなしで私たちに話しかけてきて「今から海に行くとね〜よかね〜。うーみーはーひろいーなおおきーいなーっ」と歌いだしたのだった。もともとテンション高めの私たちは大人の運転手さんがマイクの入った状態でそうやって歌うのが面白くて楽しくて仕方なかった。その日の海の出来事は覚えていないけど、その運転手さんのことだけはっきりと覚えている。なんとなくいい時代だったなあと思って涙ぐんでしまった。
あのときの運転手さんは思ってもみないだろうな。あの日の子供がこうやって十数年後に自分が歌ったことをまだ覚えていて涙ぐんでいるなんて。そうやって自分のやったほんの些細なことがどこかで誰かの支えになっているというようなこと。逆もありえるけど、そういったことがあるんだとどこかで信じていること。些細過ぎてくだらないことだけど、そういった事に自分は救われ続けるのだと思う。

理想的な休日

おかん誕生日の為朝から実家に行ってプレゼントを渡す。最近おかんも寝込んだりして調子が悪い。おかんが調子悪いと悲しいし家族全体沈む気がする。大分調子がよくなってきてるみたいで話が弾んで嬉しかった。お正月の計画など話す。そのあとは相方のお弁当箱とか買いに昼までみんなで買い物。帰ってきて昨日の鍋のスープでラーメンを作る。大正解〜。麺は、冷やし中華の元を大量に夏に買っていた余り。これも在庫整理が出来て嬉しかった! 朝から眠そうだったムスメはこの後わりとすんなりお昼寝。相方と朝の買い物のときに買った中古本を読んでウトウトする幸せな時間。3時半過ぎムスメ起きる。郵便局に行きたかったのでまた外出。ついでに車で少し行ったところにある、海の見える公園へ。
夕暮れ時の穏やかな波の海。ムスメも「うみ!うみー!」と喜んでいる。海に棒切れをポイポイ投げてちょいと環境破壊なムスメ。太陽がちょうど沈む時だったので「太陽さんバイバーイ。太陽さんお家帰ったねー。」と言うと、そのフレーズが気に入ったらしくずっと「たいようしゃんばいばーい。 たいようさん、おうち、かえったね!」と言っていてかわいらしい。
堤防に腰掛けてボーっと夕凪の海を見ているととても落ち着いた気持ちになった。おなかのあめちゃんにもよかったことだろう。なんか気持ちよかったね。近いんだからまたこようねと相方と言い合って帰る。病み上がりで久し振りの家族ででかけた休日だったからかな とても幸せな気分の一日だった。